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五月某日、自分の携帯電話の着信音「北の国から」が流れ出しました。
恐る恐る電話に出ると「う〜ほっほっほっほ〜う！！」でた！
毎度お馴染みの〜御覧頂いてる読者諸兄の皆様、ご存じの
渡辺ブラザーズからの釣りの誘いでした。（激汗）

ただ、彼達と行くと、ボーズがないのも事実なので悪魔のドルビー５・１チャンネルを聞くべきか、
単独で行って博打を打つか秤に掛けたところ天秤はジンクス（渡辺ブラザーズ）に傾きました。

結果、２３日に米水津に行くことになり、若戒丸にお世話になります。
午前３時の一便に乗り米水津名物一斉出航で、着けた瀬は「水取りバエ」でした。

３人で明るくなるまで談笑をしながら、夜明けを待ち明るくなったので釣りを開始しました。
朝からは満ち潮が流れ川の様な流れ・・・
と思いきや、潮周りが小さい為か淀んだ流れ（焦）
若干のうねりもあり船着きから３人並んでの釣りでした。

しかし３人は少しきついので、勇気を出して自分がハナレに向かいました。
すると３投目でアタリがあり、取り込んだのは３２センチ位のクロでした。（喜）

一度荷物の所に戻り２人に声を掛け前にでない？と聞きましたがまだ流れも緩くこちらで続けるとの事、
もう一度ハナレに向かい仕掛けを入れるとまたもやアタリがあり取り込んだのは３０センチ位のクロでした。

又も渡辺ブラザーズに声を掛けたら、今度は２人仲良く前に並び釣りをし始めました。
さてと自分は朝食を取りながら２人の釣りをしばし観察していました。

とりあえず空腹も落ち着き、船着きから仕切り直しで海の様子を伺うと
約２０メートル先に、潮目を発見して、
そこに仕掛けを投入すると仕掛けが馴染むと同時にウキが勢いよく海中に消えていき
慌てて竿を起こすと鋭い引きを感じ尾長の予感が脳裏をかすめ
同時に「合わせが遅れたから、呑まれたかも？」と
チモト切れの心配をしながらなんとか交わしながら、
浮かせたのは４０オーバーはありそうな紛れもない尾長です。

さらに抵抗をやめず瀬際での攻防の末、軍配は久しぶりに自分に上がりました。（激喜）
計測したら４１センチあり、それを見てから、かはたまた波が気になったのか
ヒロシ君が船着きに戻ってきました。

仲良く並んで竿を出す事しばし左から「おーほっほっほっほーう！」とお約束の笑い声が・・・
見るとハナレで竿を出し続けていた会長が竿を曲げていました。
取り込んだのは３３センチ位のクロでした。

その捕り物が、済むや否やでヒロシ君の竿が弧を描き獲物はなかなか型がよさそうです。
ヒロシ君が必死に応戦しますが、無情にもハリスのちもと切れでした。

その後仕掛けを作り直し投入するとまたも、竿引きのアタリがあり
無事に取り込んだのは３３センチの尾長でした。
そうこうしていると、ハナレにいた会長も波を気にして船着きに戻り仲良く釣り再開しました。

その後３人でぼつぼつ竿を曲げ、クロを釣りました。リリースを含め３人で２０枚。
引き潮になると、クロの活性が下がった様でハリ掛かりするのは
３０前後の真鯛のオンパレードになりました。

やっぱり終わってみれば全員安打のジンクスは守られました。
おかげで、自分の耳には渡辺ブラザーズの笑い声が焼き付くハメに・・・
次回があれば次こそは、耳栓を用意しようと固く心に誓い米水津を後にしました。

使用タックル　磯竿１号　道糸、ハリス１・５号　グレバリ５号
　　　　　　　　　ウキ　デュエル　プリサイスリミテッド００号