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自分の電話に着信の、ベルが鳴り響きました。相手は高らかな笑い声の、ガヤガヤクラブの会長の渡辺さんでした。（悪寒）　出てきた言葉は・・・やはり釣りの誘いでした。

“もうすぐＮＦＡの大会だから、米水津に練習に行こう！！”との事１も２もなく一路米水津へ向かいました。

今回もお世話になりましたのは「若戒丸」です。突いた先は、千畳敷です。朝はとりあえず自分は見学して、会長の弟さんのヒロシ君の釣りを眺めていた所１投目から強烈なアタリ！！　懸命に、竿を起こして応戦します。相手も必死の反撃を見せ１進１退の攻防を繰り返して、寄せにかかります。あと少しの所まで寄せてくると、またも強烈な突っ込みをみせあえなく瀬ズレでラインブレイク！悔しがるヒロシ君を横目に兄貴は「おほほほ〜う」と高らかな笑い声と共に竿を曲げてます。

結構な曲がりを見せ、無事にタモに納めたのは４０オーバーのチヌ！
実は４月２９日はガヤガヤクラブの、チヌ釣り親睦会がありそれではボウズ・・・「会長、遅いよ遅すぎるよ！」それでも本人はご満悦（嬉）

嬉しさも束の間、ヒロシ君がバタバタと３枚本命のクロをゲット！！！
さすがに焦りの色が隠せなくなった会長どうなる！兄弟愛！！

自分はすっかり気分は市原悦子モードで観戦していると兄貴としての意地の反撃が始まりました。

みるみるクロを追加して面目躍如したところで、今回も聞こえてきました。ドルビー５・１チャンネルの「おほほほほ〜う」立体的な苦痛を受けるのを覚悟して、二人の間に入り釣りを開始しました。潮は下げに変わりゆっくり右に流れています。
その流れの約竿２本先に潮目がありその筋を流すとアタリがあり３人仲良く竿を曲げコンスタントにクロを追加して潮止まりを向かえました。

やがて、潮は上げに変わり左に流れだしました。
すると自分に今日１番のアタリがあり、応戦しますが左のヒロシ君の方向に魚は逃げていきます。
竿同士が当たりそうになり、気を取られた隙に瀬ズレで仕掛けが飛びました。（泣）

下ろしたてのウキを取りに、追いかけて行きましたが取り損ね半べそかいて釣り座に戻ると会長が、何やらタモに魚を入れて高笑いしています。よく見ると４０センチはある立派な尾長です。

羨ましくもあえなく時間となり、帰路の船に乗りました。

結果、会長はチヌとクロ合わせて７枚、ヒロシ君はクロは６枚、自分はキープサイズは６枚、その他で型は小ぶりながらも真鯛も混じり満足のいく釣りとなりました。

今夜も夢にあの高笑いが・・・う〜ん眠れぬ夜が、今日もくる。（泣）

使用タックル　磯竿１号　道糸マスタークラス１・５号ハリス１・５号グレバリ５号ウキプリサイスリミテッド００